食品ロスを使い捨て容器でレスキュー ⇒ 複雑な気持ち

先週の5月24日、まだ食べられるのに捨ててしまう「食品ロス」の削減を目指す「食品ロス削減推進法」が成立した。

自治体は削減計画の作成、企業はそれらのルールに協力し、私たち消費者は買い物などでの自主改善を推進されるらしい。

ほぼ同じタイミングで、コンビニ大手らも売れ残ったお弁当などの実質値引きを今後実施していくことを発表した。

最近は、事業と消費者を繋げる食品レスキューサービスやアプリもある。賞味期限などの理由から廃棄の危機にある食品などを手軽に割引価格で購入できるサービスだ。

私は早速そのうちの1つ、TABETEというサービスを試してみた。これは、余った食事を売りたいレストランと消費者を結ぶウェブサイト。アプリもある。

まず、ウェブサイトからログイン。エリアで検索すると、加盟店の中にちょうど職場の近所で出品中のお店があった。クリックすると、現在レスキュー待ちの商品が表示される。

選んでクリックしたレストランのレスキュー待ち商品の詳細情報

ランチで余ったと見られる「カジキマグロの醤油焼き弁当」だ。

 出品理由は「開店したばかりでお客の数も読みにくくたまに余ってしまうことがあります。本日は暑くてお客様が少なかったです。当店自慢の料理を最後までみなさまに食べていただきたく出品致しました」との事。

他のお店の商品も見てみたが、私は魚が食べたかったのでこの商品を選択。個数と受け取り時間を設定し、クレジットカード情報を入力して手配終了。あとは受け取り時間にレストランまで取りに行くだけだ。

入力はとっても簡単

さて。仕事を終え、手配したお弁当を受け取りに帰り道にレストランに立ち寄った。初めて利用するレストランだ。ドアを開けてメールに送られてきた予約履歴を見せると、笑顔でお弁当を持ってきてくれた。

お店の方がサッとお弁当を持ってきてくれた。

 受け取りは簡単だった。ただし、そこで気が付いた。「テイクアウト」は使い捨て容器に入ってやってくることを…。せめてレジ袋と割り箸はお断りし、マイ袋に入れて帰路へ。

美味しそう。

私が今回選んだ魚弁当は通常は890円のところ、レスキュー割引後は650円だ。

「いただきまーす」

久しぶりのお弁当

魚はもちろん、おかずもご飯も美味しかった。通常どうだか知らないが、きっと何の遜色もないだろう。

だが、食品ロスは救えたものの、その分プラスチック容器ゴミを排出してしまった…。何か良い事をしようとしても、どこかに矛盾が出てしまって難しい。

色々試すのも良いが、まずは家にある食材を無駄なく使い切る。それが「食べ物も容器も無駄にしない1番良い策」である、という事を痛感した。
「Simple is Best」とは上手く言ったものである。

ちなみにこのサービスは2018年にスタートしたばかり。まだ加盟店も少なく店舗も出品も限られており、現時点ではまだ「便利」とは言えないかもしれない。今後「食品ロス削減推進法」などの影響によりサービスが充実していくことを願う。

今回の「テイクアウト」で思い出したが、今年の10月から消費増税と同時に導入される軽減税率。外食は適用外で10%だが、持ち帰りにすれば軽減税率が適用され8%になるのではなかっただろうか? 

これは、消費者がこの2%減を求め、店内で食べずに持ち帰りが増える→使い捨て容器の利用が増える事に繋がってしまわないだろうか?う〜ん、政策って難しい…。

「ごみゼロ」を気にし始めるとキリがないし、実践しようとすると様々な矛盾も出てくる。ひとまずアレコレ手を出す前に、今あるものを(冷蔵庫の中の食べ物とかね。反省)をまず見直そう、と思った夜であった。

 

◇◇◇

ハフポスト日本版で働く私は、5月30日(ごみゼロの日)に向けて、ゴミ削減生活を始めました。様々なチャレンジや失敗を皆さんと共有していきます。皆さんも是非この機会に「ごみゼロ」への旅をご一緒しませんか?

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Source: ハフポスト