小学生に人気の職業はYouTuber!親の希望の職業とさせたい習い事は?

一昔前と比べて、子どもの習い事や勉強を巡る環境は様変わりしていますよね。

親としてはせっかく月謝を払うのであれば、将来に役立つことや学力に反映することを学ばせつつ、子どもの興味や得意分野も伸ばしてあげたいところ。

そして、親がなってほしい職業と小学生が憧れている職業には大きなギャップがあるようです。

子どもたちに長らく人気があるのは、YouTuber。常にベスト3に入っています。

そこで、親と子どもで希望の職業の違い、親がさせたい習い事についてご紹介します。

YouTuberが依然として小学生の憧れの職業の上位に!

株式会社 学研ホールディングスは全国の小学1~6年生の各学年・男女100人ずつとその保護者(計1,200組)を対象にアンケート調査を実施。

その結果を小学生白書Web版 「小学生の日常生活・学習・自由研究等に関する調査」として公開しました。

今回の調査は、日常生活や将来のこと、日々の学習や習い事、自由研究、学習参考書・問題集、メディア・情報通信機器など、さまざまなカテゴリに分けて行われました。

まずは、「将来就きたい職業」について。男女総合のランキングは1位が「パティシエ(ケーキ屋)」、2位が「プロサッカー選手」、3位が「YouTuberなどの動画配信者」という結果になりました!

ランキング

男女別に見てみると、男子の1位は「プロサッカー選手」、2位は「YouTuberなどのネット配信者」、3位は「警察官」だった一方、女子の1位は「パティシエ(ケーキ屋)」、2位は「看護師」、3位は「保育士・幼稚園教諭」。

ランキング

ランキング

女子よりも男子の方が、YouTuberに憧れている小学生が多いことがわかります。

今回のランキングでもYouTuberは、小学1~5年男子のトップ3にランクインし続けるほどの人気ぶり。

YouYuber

U-taka / PIXTA(ピクスタ)

最近では、自身の知名度を利用して、自然災害に見舞われた被災地に募金をしたり社会問題について呼びかけたりと、社会的な役割を果たすことも多くなってきているYouTuber。

親世代としてはどうしても眉をしかめがちな職業ですが、「どのようなYouTuberにあこがれているのか」を掘り下げてみると、意外とそこには立派な子どもの夢や自立心があるのかもしれません。

 

親が子どもになってほしい職業は「専門職」「教員」「公務員」!

親が子どもに期待する職業について最も人気が高かったのは、専門資格や高い技術を必要とする「専門職」(28.3%)が1位となり、2位「教員、公務員」(14.8%)、3位「大企業の社員」(13.6%)とは大きな差がつく結果に。

教師

kou / PIXTA(ピクスタ)

4位の「弁護士・医師などの士師業」(10.9%)も含め、子どもに専門性や安定性を求める気持ちが強く表れていました。

小学生がなりたい職業ランキングでは、「教師・先生」(1.8%)が13位、「会社員」(0.9%)、「公務員」(0.6%)はランク外となり、親の希望と子ども自身の夢のギャップが如実にあることがわかります。

また、「特にない」(42.2%)を男女別で見ると、男子39.2%、女子45.2%。女子よりも男子の方が、将来の職業に対する親の期待がやや強くなっており、全体的に親が子どもに期待する職業については少し前時代的な結果が見て取れました。

 

「水泳」「塾」より「多くの小学生が習っている習い事はアレ!

次にご紹介するカテゴリは「習い事」。

小学生白書では毎年行っている「習い事」調査ですが、習い事をしている小学生は82.8%と約5人に4人でした。

今は、毎日のように何かしらの習い事をして、友達と遊ぶ時間がない小学生も少なくありません。

ランキング

また、習い事ランキングを見てみると過去5年連続1位だった「水泳」が今年は2位にランクダウン。

一方で1位に輝いたのは、「受験のための塾・学校の補習のための塾」でした。

学習塾

Ushico / PIXTA(ピクスタ)

3位には「通信教育」、5位にも「英語塾(読み書き中心)・英会話」がランクインするなど、スポーツや文化的なものよりも、勉強の習い事をしている小学生が多くなっていることがわかります。

 

英会話教室

Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

クラス全員が同じスピードで同じ内容を学ぶ学校とは異なり、塾では一人一人に沿ったやり方で勉強ができるメリットがあります。

少子化とともに、大学の偏差値も二極化が進んでいる現在。

水泳やピアノ、バレエなどよりも、塾や通信教育など勉強の習い事に力を入れる小学生は、今後も増えていくのかもしれません。

 

親が塾選びで重視するのは「通いやすさ」「料金」「評判」の3つ

親に「塾選びで重視すること」について聞いたところ、1位は「家からの通いやすさ」(58.2%)、2位は「料金」(54.8%)、3位は「評判」(43.0%)、4位が「授業内容」(42.1%)となりました。

塾に通う

Pangaea / PIXTA(ピクスタ)

そして学年別に見ると、学年が上がるにつれて「家からの通いやすさ」は次第に下がっていく傾向に。

これは、低学年では通塾への安全性がより求められていると思われます。

また、「料金」も学年が上がるにつれて下がっていく傾向が見られました。

高学年になり中学校進学が近くなってくると、しっかりと勉強ができる塾であれば料金が多少高くなってもかまわないと考える親が少なくないことがうかがえます。

月謝

CORA / PIXTA(ピクスタ)

 

小学生のなりたい職業や習い事を取り巻く実情が詳しくわかった今回の調査結果。

一方で、親の希望とは異なるリアルな子どもたちの現状も明らかになり、将来や勉強について子どもとどうコミュニケーションを取っていくのかも考えさせられる結果となりました。

親として「子どもにはこうなってほしい」という願望はどうしても持ってしまうものですが、子どもの希望や夢にはしっかりと耳を傾ける親でありたいものですね。

【参考】

※ 小学生に人気の習い事5年連続1位の「水泳」がランクダウン!1位はいったい…?小学生1,200人にアンケート調査(学研教育総合研究所)

Source: 日刊住まい