もはやオレオではない? アメリカの期間限定フレーバーが強気すぎる

1912年にアメリカで発売されたオレオ。
2枚のチョコレートクッキーにクリームがサンドされた、シンプルなレシピが人気だ。

発売から100年以上経ち、世界は変化した。それに伴い、クッキーメーカーも進化してきた。世界に愛されるブランドは、次々と新たな味や色のオレオを発売してきたのだ。

ここに一部を紹介しよう。

ゴールデン(バニラ・クッキーサンド)ダブル・クリームピーナツバター味ミント味レモン味バースデーケーキ味ベリー・アイスクリーム味スイカ味レインボー・シャーベット味バナナ・スプリット味(バナナとアイスクリームのパフェ)

でも、そのままで十分おいしいのに、何で色々変える必要があるのだ?
どうやって、フルーツパンチジャムドーナッツスイカ「春」「愛」など、奇抜なフレーバーを考えつくのか?

答えを求め、アメリカのオレオの広報ディレクター、ジャスティン・パーネル氏に話を聞いた。

・フレーバー改革のきっかけは、オレオの100歳の誕生日

1920年代に、オレオはレモンサンドイッチクッキーを販売しているが、現在の期間限定フレーバーへの情熱は、2012年にオレオ誕生100周年に「バースデーケーキ・オレオ」(チョコレートクッキーに、誕生日ケーキ味のクリームをサンドしたもの)を販売してから始まった。

「それがすごくヒットして、定番商品にしました」とパーネル氏はハフポストUS版に語った。

競争の激しい今、スーパーのお菓子セクションでは他の商品に埋もれぬよう、オレオは目立たなければならない。対策の一つが、期間限定(4〜6週間しか販売されない)のオレオである。

「我々は、お菓子やデザート、そしてポップカルチャーの最新トレンドを元に、新たなフレーバーを開発するのに、日々上達しています」とパーネル氏。

アップルパイ味やスモア味(グラムクラッカーにチョコレートと炙ったマシュマロをサンドしたお菓子)も販売し、人気の商品は再度販売される。また、「ミッキーマウス・オレオ」など他のブランドとのパートナーシップも重要だ。これらは100年以上前に発売されたクッキーに、顧客に興味を持ってもらう戦略の一部だ。

 

・期間限定オレオは儲かる

パーネル氏によると、オリジナルフレーバーは依然として一番人気だが、期間限定商品も負けていないという。

「期間限定商品の消費者は、普通の消費者の倍のオレオを購入します…人々がオレオを多くの機会に購入していることがわかりました。ホリデーオレオクッキーをお祝い事に、オリジナルクッキーを普段の日常に、と目的別に購入するのです」

 

・消費者の声を聞く

新たなフレーバーの開発は1人ではできない。ニュージャージーにある本社で、食品科学者とシェフからなるチームが開発している。しかしそれだけではない。誰からでも…そう、そこのあなた!の意見も取り入れるのだ。

「The Most Stuf(クリームたっぷり)」フレーバーは、SNSでのクリーム好きの人々のコメントから出来ました」とパーネル氏。「それをヒントに、過去最高量のクリームをサンドしたオレオが開発されたのです」そして、それは過去の期間限定フレーバーの中でも過去最高級の売り上げだったという。

クリームたっぷりのMost Stuf

・世界の変わり種オレオ

国際市場では、信じられないようなオレオを展開している。
中国では2018年の夏、「辛いチキン手羽先」と「わさび」フレーバーを発売。
しかし、その味はアメリカには渡らなかったようだ。

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・オレオの未来

SNSの影響もあり、見た目のインパクトを重要視するようだ。
「びっくり驚くようなものを人々は友達とシェアしたくなるのです」とパーネル氏。

次はどんなオレオが来るのだろう?
キラキラのラメが付いたオレオ? 暗闇で光るオレオ?
オレオが次の100年を生き残るには、しっかり考える必要がある。

ハフポストUS版の記事を翻訳、編集、加筆しました。

Source: ハフポスト