スコ音BEATMAKERって何? 湖池屋スコーンが「音ゲー」になっちゃった(動画)

総合スナックメーカーの湖池屋が、32年ぶりにリニューアルした「スコーン」をPRするために、「音」で楽しむ新たなキャンペーンを開始した。公式サイトで2月12日に発表された

■スナック菓子を音で楽しむ「スコ音」とは?

湖池屋は、スコーンを食べる時のザクザクという咀嚼音を「スコ音」と命名し、「スコ音」を使ったミュージックビデオの配信やスマートフォンで楽しめるいわゆる「音ゲー」のサービスの提供を開始した。

遊ぶ方法は、スコーンを手元に用意して専用のリンクにアクセス。あとは流れてくるリズムに合わせて勢いよくスコーンをかじるだけだ。

『スコ音BEATMAKER』 湖池屋公式サイトより

YouTubeで配信されているPR動画は、野性爆弾のくっきーさんとインスタグラムで美少年と話題の翔さんが、様々な音楽に合わせて、スコーンをかじる音でリズムを刻むという内容だ。

動画の制作は、乃木坂46やでんぱ組.incなどのアイドルグループや数々の実力派バンドのミュージックビデオを手掛けた映像監督の山崎連基さんが担当した。

1987年に湖池屋から発売されたスコーン。発売当初から、「スコーンスコーン、湖池屋スコーン、カリッとサクッと美味しいスコーン」という歌詞に乗せたコマーシャルが人気となり、ポテトチップスと並ぶ主力商品として、スナック菓子業界で人気ロングセラー商品となった。

その看板商品が、なぜ今回でのリニューアルで、味だけでなく「音」に注目したのか。企画の意図について、湖池屋マーケティング部広報課・小幡和哉さんに聞いた。

■スナック菓子業界 課題は若者に向けた認知

━━今回の企画に至った背景は?

「今、スナック菓子業界は戦国時代です。昔は、スナック菓子が若者の間でコミュニケーションツールになっていました。ところが、社会や市場の変化もあり、最近では若者のスナック菓子離れが著しく、なかなか認知が進まない現状がありました。なんとか若者に向けたリブランディングをしたいという想いがありました」

「今回はおよそ30年ぶりのリニューアルは将来を見据えての実施です。スナック菓子も、味が美味しいだけでなくそれ以外の付加価値がないといけない。単純にコマーシャルを流しているだけでは、消費者に届いていかない。そこで、食べる時のスコーンの音に再度着目し、音で楽しめるサービスを始めました」

━━ゲームを楽しむポイントは?

「スコーン1粒の形が重要です。1粒1粒形が違いますが、最もきれいにスコ音が鳴る時のスコーンの比率を独自に調べたところ、スコ音を奏でることに向いたスコーンの黄金比は、『2:8:1』となっています。素材を見極めて、より良いスコ音を追求してみてください」

スコーンで良い音を奏でるための「黄金比」 湖池屋公式サイトより

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リニューアルしたスコーンは、「がっつきバーベキュー」、「憧れのクアトロチーズ」、「どはまり濃いもろこし」と3つの味で展開。2月4日から全国のコンビニエンスストアなどの店頭で並んでいる。

スナック菓子業界は商品づくりだけでなく、商品から魅力的な「コンテンツ」を生み出す段階に移りつつあるのだろうか。「スナック菓子戦国時代」をどう生き抜くか。各菓子メーカーの今後の動向に注目だ。

Source: ハフポスト