嵐、活動休止を記者会見で報告。大野智は「嵐でよかった」。「絆は強くなってる」(相葉雅紀)。

記者会見する嵐のメンバー

人気アイドルグループ・嵐が1月27日夜、2020年いっぱいで活動休止することについて都内で記者会見を開き、改めて報告した。会見に先立って、ファンクラブ公式サイトで発表していた。

記者会見に臨んだのは、嵐の大野智さん、櫻井翔さん、相葉雅紀さん、二宮和也さん、松本潤さんの5人。駆けつけた大勢の報道陣を前に頭を下げたが、表情は柔らか。「解散ではない」と断言した。

大野さん「見たことのない景色を見てみたい」。

まず記者会見で口火を切ったのは、活動休止について提案をしたというリーダーの大野さんだった。その理由は「嵐の活動を一旦終えたい。自分は自由に生活がしてみたい」だったという。

その後、何度も何度もメンバー5人と集まってそれぞれの想いを話し合い、2020年末を期限に活動休止と決まったという。事務所にはその後、2018年2月に報告し、6月頃に決断に至ったという。

理由として挙げた「自由な生活」でしたいことを問われたが、大野さんは具体的には「決まっていない。見たことのない景色を見てみたい」。今まで経験したことがない「普通の生活」に興味があったのだという。

大野さんは、事務所には所属も「ゆっくり休んで考えたい」

大野さんは「3年ぐらい休みたいとか都合のいい話はない」と考え、当初はけじめとして「ジャニーズ事務所を辞めなくては」との思いもあったという。しかし、メンバーと事務所との話し合いで「お休みでいいのでは」と判断。

「お言葉に甘えますと、そこに着地しました」と、今後もジャニーズ事務所にタレントとして所属はしつつ、「やりたいことはゆっくり休んで考えたい」とした。

具体的に何年間休むかは決めていないが、少なくとも2021年は休む期間として「一回ちょっと見つめ直す期間。一回立ち止まってみようかな。何も気にせず絵を描いたりするかもしれない。縛られるものを一回払ってみたい。その時に自分が何を思って何をするかに興味はある」。期間などについては「嵐として走り抜いてから」具体的に浮かんでくるのではとした。

また、きっかけについて問われると「正直ないというか、3年くらい前にそういう気持ちが芽生えて、強くなっていった。15周年(記念コンサートなどの行事)が終わって、徐々にそういうことが芽生えてきた。本当に徐々になんです」とし、特段、きっかけとなった出来事があったわけではないとした。

「衝撃でした」(二宮さん)「驚きました」(櫻井さん)

一方、休止の意思を伝えられたメンバーは驚きを持って受け止めたという。

二宮さんは「衝撃でした。4人でも6人でも嵐ではない。5人でないと100%のパフォーマンスはできない」。櫻井さんは「驚きました。グループメールに大野から。もしかしたら意思が固まっているのかなあと解釈しました」とする一方で、「誰か一人のことで、嵐の将来は決められない。どれだけ時間をかけても全員が納得する決着点を見つけたい。それが僕の役目だなと。他の4人の決着点を見つけたい」と考えたと話した。

松本さんは「グループ活動は、強い意志で続けるものだと思っていた。10周年で祝っていただいたり、国立競技場でコンサートをしたり。素晴らしい景色をたくさん見た。いろんなことを経験させていただく中で、大変だと思うことも正直あった。いい感じの時にグループを閉めることも考えた。最初にリーダーに呼ばれたときは、驚きはしなかった。それぞれに思いもあるので、2020年で区切りをつけるのがベストだと判断しました」。

相葉さんは「ひっくり返った」。(櫻井「僕の右でひっくり返ってた」)。しかし「何度も話し合いをして、ちょっとでも同じ方向を向いていないなら、リーダーをずっと付き合わせるのは違うなと。納得してそっちの方向で進めていこうと思いました」。

「正直、申し訳ない気持ちはすごく強い」大野さん

メンバーのコメントを聞いた大野さんは「正直、申し訳ない気持ちはすごく強い」。

一方で「一人変えたら嵐ではないとは心にあった。メンバーの思いを僕の中で感じながら、2020年まで毎日大事に走っていきたい」と嵐として最後まで走り抜く決意を語った。

「嵐でよかったな」(大野さん)「絆は強くなってる」(相葉さん)

「引き止めたメンバーは?」との質問に、二宮さんは「できませんかと話しはした。2つ返事で、じゃあわかりました、はちょっと責任感的にできなかった。できる方法はないのか、そういう話はしました」。

櫻井さんは「賛成・反対で別れるのは難しい。みんなの想いが同じところに着地すること、どこに落とし込むかをひたすらに話していた」

「ケンカはあったのか?」との質問には、二宮さんが「ないです。書きたそうですね(笑)」。相葉さんは「勘違いされちゃうかなと。20年の月日の絆は強くなってますね」として、仲違いが活動休止の原因ではないと改めて言及。

また、二宮さんは「リーダーのせいでこうなったとは思っていない。僕はすごく楽しく活動していた。みんなでやりたい時にやる、やらない時にはなぜかと話し合って気持ちを共有する。リーダーが悪者に見えたら我々の力不足」として、大野さんをかばう発言も。

大野さんは「最終的に期限が決まった時、意見がまとまって気持ちがまとまった時に、『メンバーが最後まで笑っていよう』と言われたときはヤバかった。素直に申し訳ない気持ちがある中で、なんて人たちだろう。嵐でよかったなあ、と、言葉にならなかったな」と、休止の意思を受け止めてくれたメンバーへの感謝を語った。

また、嵐とは?との問いには「宝物以外の何物でもない。人生の半分以上が嵐。永遠に輝き続けるものです。心の中で」とした。

4人のメンバー、2020年の先は?

2020年以降、「お休みする」と語った大野。他の4人のメンバーの今後はどうなるのだろうか?

相葉さんは「どんな気持ちになるのか想像もつかない。お休みする予定はない」とした。また、松本さんは「新たなチャレンジができるタイミングになるかも。何か探して見つかった際にはチャレンジできるタイミングにしたい。ファンの皆さんと楽しい時間を考えるのが今することです」。

また、櫻井さんは「5人じゃないと続けない選択をしたので、嵐の2020年12月31日までしか頭にない。その先は想像していない」。二宮さんは「何も考えていない。2020年末まで5人で活動できるのは幸せでよろこびなので、1個でも思い出を作っていきたい」。

また、5人で出演しているテレビ番組などについては、「今後スタッフと話をしたい」として明言はしなかった。

Source: ハフポスト