理事になると数千万円、数億円の工事の判断をすることに!【サラリーマン理事長、100年マンションを目指す】

こんにちは。サラリーマン理事長です。

さて、前回はマンションという資産の管理に伴うリスクをお伝えしましたが、今回は会社員がマンション管理をするメリットを3回に渡ってお伝えしようと思います

本題に入る前に……、12月と言えば会社員にとっては年末の追い込みや忘年会ラッシュ。

1年で一番忙しい時期かと思いますが、フッと街を見渡すとクリスマスモード一色になる季節ですよね。

まずはこんなアイスブレイクからスタートです。

クリスマスの飾り付けが資産価値向上につながる!?

私の住むマンションのエントランスも毎年綺麗な飾り付けをしていますが、私もこの時期、ツリーの飾り付けを楽しみにしている居住者の一人です。

仕事や忘年会で疲れて帰って来た時に、温もりがある飾り付けを見るだけで、頭と心に溜まった疲れをいつも癒してくれる。

実はこれ、居住者にとっての心理的な効果だけではなく、マンションの資産価値にも影響があるんです。

不動産会社から見ると、こういう飾り付けが出来ているということは、マンション自体がきちんと管理されていることと同じと見なされます。

管理人がコワいとか出入りする業者に厳しい、というマンションもきちんと管理されている、と見られることが多いです。

きちんと管理されているマンションは不動産会社もお客様にお勧めしやすく、そのため人気が出やすく、人気が出るから高い売値が付きやすくなる。

人気が出ると売りに出る部屋が少なくなり、より人気が出るといった好循環に。

さて読者の皆様は、管理されているマンションとそうでないマンション、どちらを購入したいと思うでしょうか?

 

理事になると数千万円、数億円の工事の判断をすることに!

マンション

masajla / PIXTA(ピクスタ)

前回お伝えした通り、管理組合が輪番制で毎年メンバーが交代するマンションでは、管理組合としてきちんと引き継ぎや情報伝達することが難しい。

建築や土木工事について相当専門的な知識を持っていない限りは、管理会社からの情報が全てになり、ある意味では言われるがままに判断し決裁する構造になってしまう恐れが高いと言えます。

ただでさえマンションの管理や工事は専門的な内容が多く、判断すべき金額が数千万円になることが多々あるにも関わらず、です。

たとえば輪番制のマンションで自分の理事の任期が今年1年だったとして、来年実施する工事が数千万円、ときには数億円の工事が必要となった場合、今年中に判断し決断してください、と言われるシチュエーションが来たとします。

大規模修繕

センメー / PIXTA(ピクスタ)

多くの場合、どのような反応が予想されるでしょうか。(私のマンションでは大規模修繕計画の真っ只中なので、毎回数千万円や数億円の判断が必要に……。大規模修繕の話は次回また詳しくお話しする予定です)

居住者全員で何年もかけて貯蓄した何千万円というお金を、自分の判断で方針決定するのはとても勇気がいることです。

理事会で判断するとしても、理事であれば自分の意見が必ず反映されますし、出来る限り自分の意思やコメントは控えたい。

会議

Greyscale / PIXTA(ピクスタ)

会社でもこういう状況、よくありますよね。

「自分は会社で何億円もの予算を持って日々ビジネスを動かしている」といった大きなお仕事をされている方もいらっしゃるかも知れませんが、会社の何億円に比べて、同じマンションのお財布から出す数千万円は、お隣さんの何十万円に相当しますし、会社とはまた違った距離感です。

「工事のことはよく分からないし、自分じゃとても責任が取れないし、来年の理事メンバーに任せよう!」という気持ちになるのは、ある意味普通の感覚かも知れません。

でも、来年の理事も決断できず先送りになるかも。

これって、どこかで聞いたことのある、問題の先送りに似ていませんか?

次回はサラリーマンが理事をすることのメリットについてお話しします。

Source: 日刊住まい