「マンションでも無垢にフローリングにできる?」無垢フローリング塾・第4回

木の温かみを感じられる無垢フローリングをいつか住まいに取り入れたい。

でも正直なところ、無垢フローリングって選び方やお手入れが難しそうだし、コストも心配……。

そんな無垢フローリングにまつわるいろんな「?」を、無垢フローリング初心者ライター・カドカミとともにお勉強しませんか。

レクチャーして下さるのは、全国に4店舗を展開する専門店「無垢フローリングドットコム」の代表取締役を務める中村有司社長。

第4回は、マンションで無垢フローリングを取り入れる際の注意点についてお聞きしました。

「マンションでも無垢フローリングにできますか?」

サンプル

自分の家に合う樹種を選びたい

カドカミ(以下K) マンションだけど床を無垢フローリングにしたいという人は多いのでしょうか。

中村社長(以下N) もちろん、いらっしゃいますよ!

マンションの管理規約で遮音規定(L45など)が無ければ、すべての無垢フローリングが使えます。

K 遮音規定がある場合は、諦めなきゃダメですか?

N いえ、規定がある場合でもいくつか方法はあります。

例えば、無垢材の下に音を吸収する吸音マットを敷いたり、表面をウレタン塗装にして強度を高めるなど、いろんな方法があるのでご安心ください。

二重床

ショールームでは二重床の構造をしっかり勉強できます

K ちなみに遮音に向いていない樹種ってあるのでしょうか。

N オークやアジアンウォールナットなど、伸縮が大きくて幅広なものはあまり向いていないですね。

伸縮しにくく突き上げのリスクが低い樹種として、オススメしているのはバーチやアカシア、パイン、杉、ヒノキなどです。

 

無垢フローリングにしたい場合、最初に調べることは?

アクセスの良い東京・渋谷ショールーム

K 遮音規定があるけれど無垢フローリングに変えたいと思ったら、一番に何を調べればいいのですか?

N まず最初に、床下の下地の高さがどれくらい取れるかを、リフォーム会社などの専門家に問い合わせていただく必要があります。

  1. 遮音規定をクリアした二重床のタイプ
  2. 二重床ではないけれど下地の高さをある程度確保できるタイプ
  3. 二重床にはできないが若干なら高さを取れるタイプ
  4. 下地の高さをとれないタイプ

大まかに分けてこの4タイプですね。

K 高さをまったくとれないとなると、無垢フローリングは諦めるしか?

N 木材は限られますが、当店では0.6mmの無垢突板を使ったL45直貼り遮音フローリングの取り扱いがあるので、こちらを使うことをオススメしています。

下地の高さによって樹種を使い分けることになりますから、専門家にいろいろ相談してみてください!

 

撮影/山田耕司

取材協力 無垢フローリングドットコム 東京・渋谷ショールーム

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■電話番号 03-6418-5617(予約制)
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※本社が芦屋(兵庫県)にあるほか、横浜(神奈川県)、梅田(大阪府)にも支店あり。

Source: 日刊住まい