日本全国の都市の中で、住みやすさが1位の街はどこなのでしょうか。
株式会社東洋経済新報社が、第25回「住みよさランキング」を発表!
「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準充実度」の5つの視点から、16の統計指標を用いて偏差値を算出しています。
気になるトップ3をご紹介いたします。
第3位は宮城県名取市!
まずは第3位から。
総合ランキングで第3位に輝いたのは、宮城県名取市でした。
昨年度は11位でしたが、一気に8つランクアップ。
名取市は、仙台市の南東部に隣接する人口78,300人の都市です。
東日本大震災の影響で、一時はランクが停滞した時期もありましたが、昔から一貫して人気の地域です。
東北の玄関口・仙台国際空港を有し、東北新幹線や東北本線もあって、アクセスに便利。

にこにこ / PIXTA(ピクスタ)
部門別では「快適度」が4位、「利便度」が16位であるほか、「安心度」も84位と上位に位置しています。
第2位は愛知県の日本一”若い”街、長久手市!
第2位は、愛知県長久手市でした。
昨年度は3位で、1つ順位を上げる結果となりました。
長久手市は、名古屋市に隣接する人口57,700人の住宅都市です。
ベッドタウンとして発展し、市民の平均年齢は38.6歳(2015年国勢調査)と、全市町村で最も“若い”街として知られています。
住民は子育て世代が中心で、子どもの数が多く、活気いっぱい。
最近では、大型ショッピングモールもできて、生活の利便性がどんどん向上しています。

ryuukikou / PIXTA(ピクスタ)
部門別では「利便度」が6位、「快適度」が7位、「安心度」が19位、「富裕度」が36位という結果でした。
気になる第1位は7年連続トップのあの街!
栄えある第1位は、千葉県印西市でした!
なんと2012年から7年連続のトップというから驚きです。
印西市は千葉県北西部、東京都心まで約40㎞の位置にあります。
首都圏のベッドタウンとして、千葉ニュータウンの中核地区にあり、今年ついに人口10万人を突破。
大型ショッピングモールなど買い物が楽しめる商業ゾーンに加えて、すぐ近くに里山や森、公園など、自然豊かな環境があり、レジャーも充実しています。

northsan / PIXTA(ピクスタ)
「快適度」は3位、「利便度」は10位で、暮らしに対する満足度の高さがうかがえます。
番外編!「安心度」「富裕度」が1位の街はどこ?
部門別のTOP3はどんな街なのでしょうか。
都市部以外にも、東北や九州の街もランクインしていますよ。
【安心度】
1位 合志市(熊本)(前年12位)
2位 野々市市(石川)(同11位)
3位 豊見城市(沖縄)(同43位)

合志市 東奔西走 / PIXTA(ピクスタ)
【利便度】
1位 武蔵野市(東京)(前年11位)
2位 野々市市(石川)(同1位)
3位 泉佐野市(大阪)(同7位)

武蔵野市 gandhi / PIXTA(ピクスタ)
【快適度】
1位 東松島市(宮城)(前年1位)
2位 福津市(福岡)(同3位)
3位 印西市(千葉)

東松島市 Blue flash / PIXTA(ピクスタ)
【富裕度】
1位 武蔵野市(東京)
2位 浦安市(千葉)
3位 みよし市(愛知)
(※「課税対象所得」のみで偏差値化した場合、千代田区、中央区、港区など東京23区が上位を占めます。)

武蔵野市 しんた / PIXTA(ピクスタ)
【住居水準充実度】
1位 氷見市(富山)
2位 珠洲市(石川)
3位 尾花沢市(山形)
(※住宅関連の指標のデータ更新がないため、前年と同じ順位)

氷見市 文平 / PIXTA(ピクスタ)
いかがでしたか。
あなたの住んでいる街、気になる街は、ランクインしていましたか?
引っ越しや、子育てなど、家族の暮らしに合わせて、住みたい街も変わるかもしれません。
ぜひ今後の暮らしの参考にお役立てください!
【参考】
※ 第25回全都市「住みよさランキング」(2018年)の結果
Source: 日刊住まい